--- title: "タイムシートとは?作業時間の記録方法" url: "https://timeretain.com/ja/ブログ/タイムシートとは" description: "タイムシートは、いつ働き、どれくらいかかったか、多くの場合は仕事の目的も残す記録です。個人やフリーランス向けで、給与計算用ではありません。" --- ![稼働中のタイマー、短い作業メモ、落ち着いた机の様子のそばに、シンプルなタイムシートの表が描かれたイラスト。](/_astro/hero.DqnW_VGj_Z2qzyCA.webp) タイムシートは、いつ仕事をしたか、どれくらいかかったか、多くの場合は何のための仕事だったかを残す記録です。 このページで扱うのは、請求、計画、一週間の使い道を知るための、個人やフリーランスの記録です。雇用主の給与計算の書式ではありません。 タイムシートには、紙の書式、表計算シート、時間記録アプリからの出力、メモ内の簡単な表などを使えます。 役に立つかを確かめる問いは一つです。来週見直したとき、何が起きたか分かるでしょうか。 ## タイムシートとは タイムシートは、作業時間を整理して残します。 従業員も、自分の時間を私的に記録できます。そのログは給与計算の書式とは別です。 フリーランスなら請求書の根拠になるかもしれません。学生、創業者、一人で働く人なら、1週間を何に使ったか見えるようになります。 使い道が違っても、基本は日付、時刻、仕事、合計です。 凝った形式は不要です。欄を増やすたびに注意が必要になり、本来はその注意を仕事に向けたかったはずです。 ## シンプルなタイムシートの例 架空の一日分の小さなタイムシートです。 | 日付 | 開始 | 終了 | 休憩 | 案件 | メモ | 合計 | | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | | 6月25日 | 09:00 | 10:30 | 0分 | 顧客A | 利用開始メールの草稿 | 1時間30分 | | 6月25日 | 10:45 | 12:00 | 0分 | 事務 | 領収書の照合 | 1時間15分 | | 6月25日 | 13:00 | 15:00 | 30分 | 顧客B | 契約書の修正箇所を確認 | 1時間30分 | この表には、各作業の日付、長さ、案件、成果があります。後で必要なときにだけ詳細を加えます。 顧客Bの行にある30分の休憩は、この個人用の合計から除いています。1日の合計は4時間15分です。 時間単価で請求するなら、単価や請求可否の欄を加えます。1週間の様子だけを知りたいなら不要です。 ## タイムシートに書くこと まずは役立つ最小限の記録から始めます。 - 日付:仕事をした日。 - 開始と終了の時刻:ひとまとまりの仕事を始めた時刻と終えた時刻。 - 休憩時間:自分の合計から除きたい中断。 - 顧客、案件、科目:複数ある場合の対象。仕事を記録するときに行へ書きます。 - メモ:後から見ても分かる言葉で、何をしたか。 - 合計:数えたい時間。 「仕事」だけでは情報が足りません。「メール」もたいてい不十分です。「利用開始メールの草稿」「購入画面の文言を修正」「契約書の修正箇所を確認」「練習問題4〜9」のように、結果を書く方が役立ちます。 作業全体を説明する必要はありません。隣の作業と区別できる程度の詳細を残します。 ## タイムシート、時間記録アプリ、日々の作業記録 この3つは重なりますが、役割が違います。 時間記録アプリは、作業中の時間を計ります。タイマーを開始して止め、顧客、案件、科目に割り当て、必要なら短いメモを加えます。日中に使う道具です。 タイムシートは、確認、エクスポート、請求に使える整った記録です。時間記録アプリ、表計算シート、手書きメモから作れます。 [日々の作業記録](/ja/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/%E4%B8%80%E6%97%A5%E3%81%AE%E4%BB%95%E4%BA%8B%E3%83%AD%E3%82%B0)は、何が変わったかを説明します。終えたこと、妨げになったこと、決めたこと、次にすることを、1日の終わりに振り返って書きます。タイムシートは、仕事にかかった時間を示します。 両方が必要な場合もあります。例えば、タイムシートでは2時間の予定だった顧客Aが3.5時間かかり、仕事ログには料金の文面が届くのが遅れたと残っているとします。タイムシートは超過を示します。ログからは考えられる理由が分かり、請求書の説明や次の案件の計画に役立ちます。 ## よくあるタイムシートの間違い 1つ目は、記憶から1週間を作り直すことです。 予定表の招待では、火曜の30分の通話が時間どおり終わったか、70分になったか分かりません。開始と終了を記録していれば分かります。 請求書や顧問契約、仕事量の判断に使うなら、作業した日に記録しましょう。 2つ目は、記録しすぎることです。 案件ごとの合計なら、各タブや小さな中断ごとに行を作る必要はありません。同じ仕事の断片なら、一行に時間とメモを残せます。 アプリやウィンドウの名前が案件を示さないなら、[自動の時間記録にも自分の判断が必要です](/ja/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/%E8%87%AA%E5%8B%95%E3%81%AE%E6%99%82%E9%96%93%E8%A8%98%E9%8C%B2%E3%81%AB%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%AE%E5%88%A4%E6%96%AD%E3%81%8C%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%AA%E3%81%A8%E3%81%8D)。仕事の目的を覚えているうちに補います。 3つ目は、自分にしか分からない略語を使うことです。 「CAの同期ミーティングの件」は今日なら分かっても、3週間後には顧客名と会議の議題が必要になるでしょう。記録が自分用でも、必要なら他人に説明できる名前やメモを使います。 ## シンプルな週の進め方 続けやすい方法は、まず記録し、後で一度整理することです。 日中は仕事のまとまりを記録します。顧客、案件、科目、メモ、開始、停止だけを大まかに書きましょう。表を整えるために仕事を止める必要はありません。 一日の終わりに、明らかな間違いを直します。一つの作業に二つの案件が入ったなら、正しい時刻で二つに分けます。「その他」が何だったか覚えているうちに書き直します。 週の終わりに記録を見ます。[請求する時間](/ja/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/%E6%89%8B%E9%96%93%E3%82%92%E5%A2%97%E3%82%84%E3%81%95%E3%81%9A%E8%AB%8B%E6%B1%82%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%99%82%E9%96%93%E3%82%92%E8%A8%98%E9%8C%B2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95)なら、各行に顧客と案件が既にある状態にします。 自分の計画なら、予定した作業と実績を比べます。例えば一時間の予定だった事務作業が二時間かかり、次の顧客の仕事が残っているとします。来週も似た事務作業があり、自分で予定を決められるなら、時間を増やします。優先順位を決める人が別にいるなら、記録を使って何を動かせるか話し合います。 短い[時間の使い方の振り返り](/ja/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%AE%E6%8C%AF%E3%82%8A%E8%BF%94%E3%82%8A%E3%81%A8%E3%81%AF)にもタイムシートを使えます。普段の3日間を記録し、月曜と金曜の違いを知りたいなら丸1週間記録します。分かることがなくなった部分は、そこで記録をやめましょう。 ## TimeRetainの使いどころ [TimeRetain](https://timeretain.com)は、来週にも分かるタイムシートを残す助けになります。顧客、科目、案件で仕事をまとめ、時間の使い道を見られます。 忙しかった一週間を説明したり、請求を話し合ったり、予想より長かった仕事の枠を計画したりするために使えます。 アカウントは不要で、主な記録は端末に残ります。任意の同期を使うと、暗号化したコピーがTimeRetainのサーバーに保存されます。 ![TimeRetain](/favicon.svg) 一日の仕事でTimeRetainを試し、時間とメモを見返しましょう。 [アプリを開く →](/) ## よくある質問 ### タイムシートとは何ですか? 仕事の時間の記録です。いつ働いたか、どれだけかかったか、多くの場合は何の仕事かを示します。表計算、紙の書式、アプリの出力、簡単な表に残せます。 ### 何を含めますか? 個人用なら日付、開始と終了、短いメモ、合計です。複数の顧客、案件、科目を記録するなら、それも加えます。合計から除く休憩を残し、時間単位の請求なら単価も加えます。 ### 時間記録アプリとの違いは何ですか? 時間記録アプリは、仕事中に時間を残すことが多い道具です。タイムシートは、後で見る、使うための記録です。アプリなしでも、メモから記入できます。 ### 仕事ログとの違いは何ですか? タイムシートは、いつ働き、どれだけかかったかを示します。仕事ログは、何が変わり、何が妨げになり、次に何をするかを終業時に書くメモです。 ### タイムシートはどれくらいの頻度で記入しますか? 開始と終了の時刻を覚えているうちに、仕事中に作業を記録します。明らかな間違いは終業時に直し、週に一度、記録全体を見直します。