--- title: "タイムシートの丸め処理とは?避けるべき場面" url: "https://timeretain.com/ja/ブログ/タイムシートの丸め処理とは" description: "正確な仕事時間を固定の単位に変えるのが、タイムシートの丸めです。元の時間を残し、請求に丸めが必要ならコピーを使います。" --- ![15分ずつの4区画に分かれた時計、丸められた時間枠のカード、均等なタイルへ変わる小石、マグカップ、植物を机に並べた粘土風のイラスト。](/_astro/hero.BKTjBjUY_g07Y3.webp) タイムシートの丸め処理は、正確な作業時間を一定の単位に変えます。14分かかった作業が、タイムシートでは15分になることがあります。 自分の時間を記録するなら、保存する時間は正確に保ちます。請求に丸めが必要なら、コピーを使い、元の時間を残します。 見た目を整えるためではなく、請求方法で必要なときに丸めます。元の時間がその単位にそろっていなければ、請求合計が変わることがあります。 ## 時間を丸める仕組み 各記録の所要時間を最も近い15分に丸めると、14分は15分になります。開始・終了時刻を丸めてから、作業時間を計算する方法もあります。 同じ作業でも、この2つの方法では結果が変わることがあります。09:08から09:52までの44分間は、作業の長さを丸めると45分です。 開始・終了時刻を丸めると、09:15〜09:45になります。実際には44分働いていても、記録は30分です。 以下の例では、開始・終了時刻を最も近い15分刻みに丸めます。値は1分単位の整数です。 各枠の1〜7分は枠の始まりへ切り下げ、8〜14分は枠の終わりへ切り上げます。ある1日の例を見てみましょう。 | 実際の作業時刻 | 最も近い15分刻みに丸めた時刻 | 差 | | --- | --- | --- | | 09:08–09:52 | 09:15–09:45 | −14分 | | 10:07–11:23 | 10:00–11:30 | +14分 | | 11:31–12:29 | 11:30–12:30 | +2分 | | 合計 | | +2分 | 差は、丸め処理が記録に与えた変化です。−は減った時間、+は増えた時間を示します。 この3件では、合計が2分増えました。別の日の記録でも増減が相殺されるとは限りません。 ## 丸め処理が記録に与える影響 丸め処理で変わるのは記録であり、実際の作業ではありません。 - 10:08から10:30までの22分の通話は、10:15〜10:30になります。7分が消えます。 - 同じ通話が5分早く、10:03〜10:25に行われた場合、10:00〜10:30になります。働いていない8分が加わります。 - 10:12から10:19までの7分の修正作業は消えてしまいます。開始も終了も10:15になるからです。 丸めた記録からは、何が変わったか分かりません。失われた分は消え、追加された分は実際に働いた時間に見えます。 1日の合計が合っていても、丸め処理によって作業間で時間が移ることがあります。ある顧客の合計が増え、別の顧客の合計が減ることもあります。 最も近い値への丸めだけが方法ではありません。常に切り上げる方法では、単位に満たない端数をすべて次の区切りまで引き上げます。 2分のメール対応3件をそれぞれ15分に切り上げると、6分の作業が45分になります。先に作業時間を合計してから切り上げると、15分です。 ## 丸めを避けたほうがよい場合 保存する記録は丸めないでください。正確な時刻がなくなると、丸めた合計を確かめることも、後で方法を変えることもできません。 短い作業を多く記録するなら、記録ごとの丸めに注意します。各所要時間を最も近い単位に丸めると、どの記録も最大で単位の半分ずれることがあります。切り上げや、開始・終了時刻の丸めでは、44分の例のように、ほぼ単位一つ分ずれることもあります。こうしたずれは打ち消し合うことも、積み重なることもあります。 丸めた数字が必要なら、合計を一度だけ丸めるのが、変化を最も小さく抑える方法です。整数の分を最も近い値に丸めるなら、合計の変化は15分単位で最大7分、6分単位(10分の1時間)で最大3分です。 ## 正確な記録を残す [手動タイマー](/ja/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/%E7%9B%A3%E8%A6%96%E3%81%9B%E3%81%9A%E3%81%AB%E8%A1%8C%E3%81%86%E6%89%8B%E5%8B%95%E3%81%AE%E6%99%82%E9%96%93%E8%A8%98%E9%8C%B2)は、開始と終了の時刻を記録します。その時刻を残しておけば、後から正確な合計と丸めたコピーを比較できます。 請求のために時間を丸める場合は、作業を始める前に、顧客と丸め方を決めることができます。単位と丸める方向を指定し、各作業の長さ、各開始・終了時刻、[請求書の合計](/ja/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/%E6%89%8B%E9%96%93%E3%82%92%E5%A2%97%E3%82%84%E3%81%95%E3%81%9A%E8%AB%8B%E6%B1%82%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%99%82%E9%96%93%E3%82%92%E8%A8%98%E9%8C%B2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95)のどれに適用するかも決めます。 [請求時間の計算ツール](/ja/%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB/%E8%AB%8B%E6%B1%82%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%AE%E8%A8%88%E7%AE%97%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB)で、時間と単価を金額にできます。請求用の丸め規則は適用しません。 ## TimeRetainの使いどころ [TimeRetain](https://timeretain.com)なら、請求の元になった時間を残し、後で元の時刻を説明できます。 請求書に丸めた時間が必要なら、丸めたコピーを書き出せます。保存した記録には正確な時刻が残ります。 ![TimeRetain](/favicon.svg) 分単位の正確な時間を自分の端末に残しましょう。丸めた合計が必要なときは、コピーを使ってください。 [アプリを開く →](/) ## よくある質問 ### タイムシートの丸めとは何ですか? 正確な仕事時間を固定の単位にそろえることです。所要時間を丸めるか、開始と終了を丸められます。同じ仕事でも、方法によって合計が変わることがあります。 ### 15分単位ではどう丸めますか? 整数の分を最も近い15分に丸めるなら、各枠の1〜7分を始まりへ、8〜14分を終わりへ寄せます。所要時間なら14分は15分です。開始と終了を丸めると、別の合計になることがあります。 ### 自分の記録も丸めますか? 保存する時間は正確に保ちます。請求に丸めた値が必要ならコピーを使います。各所要時間、開始と終了、または合計を丸めることができます。 ### 変化を最も小さく抑える丸め方は? 合計を一度だけ最も近い単位に丸めれば、変化は最大で単位の半分です。整数の分を15分単位で丸めるなら7分です。各記録を丸めると、記録ごとに変化が加わるので、合計がもっと動くことがあります。