--- title: "手間を増やさず請求可能時間を記録する方法" url: "https://timeretain.com/ja/ブログ/手間を増やさず請求可能時間を記録する方法" description: "細部をすべて記録せずに、顧客の仕事を説明できる記録を残しましょう。役立つメモを書き、毎日時間を見直し、請求項目を説明しやすくします。" --- ![窓のそばの落ち着いた机に、動いている一つのタイマー、短く整った請求書、分かりやすく名前を付けた案件フォルダーが置かれたイラスト。](/_astro/hero.Cg4XcbV9_Z1i24Xd.webp) 請求可能時間は、各行を請求書に載せ、後からも説明できるよう記録しましょう。1日の仕事を圧迫しない軽さに保ちます。 請求する時間が抜ける一つの原因は、後からの記録です。その日に書こうと思いながら、後で記憶から作り直します。請求時には表が半分空白です。通話が40分だったか70分だったか推測し、公平に感じる方向へ丸めます。 もう一つの失敗は、記録しすぎることです。すべてのタブと休憩に名前を付け、1日を細切れにします。すると記録アプリが、請求する仕事と同じくらい手間がかかります。 ## 請求用の時間記録の目的 生産性の記録と請求用の記録は似ていても、答える問いが違います。前者は時間を何に使ったかを問います。後者はどの時間を請求書に載せるつもりか、その理由を示します。 目的も変わります。1日全体を記録する必要はありません。3週間後に顧客から「これは何ですか」と聞かれても、説明できる1行を書きます。 その問いに答えられるなら十分です。 ## 請求用の時間記録に必要なもの 請求書に必要な項目まで絞ります。 | 項目 | 残す理由 | | --- | --- | | 顧客 | 誰に請求するか。 | | 案件 | 一人の顧客に複数の仕事があるとき、どの案件か。 | | 日付 | いつ仕事をしたか。 | | 開始と終了 | 記憶で入力した長さではなく、実際の仕事の区切り。 | | 作業の概要 | 顧客が分かる言葉で、何をしたか。 | | 単価 | 複数の単価で請求するとき、どれを適用するか。 | | 請求の区分 | 請求書に載せる仕事かどうか。 | 気分、元気の度合い、一日の詳しい物語は任意です。請求書に影響せず、行の根拠にもならない項目は余分です。 次は、3週間後にも意味が分かる木曜の例です。 | 日付 | 開始 | 終了 | 顧客・案件 | メモ | 合計 | | --- | --- | --- | --- | --- | --- | | 9月3日 | 09:10 | 11:00 | Hartwell › 利用開始 | 利用開始メールの一連の文面を作成。 | 1時間50分 | | 9月3日 | 11:15 | 12:00 | Hartwell › 利用開始 | 契約書の修正箇所を確認し、注記。 | 45分 | | 9月3日 | 13:00 | 14:30 | Northstar › ウェブサイト | 購入手続きのエラー画面を作成。 | 1時間30分 | | 9月3日 | 16:00 | 16:25 | 事務 | 経理と提案書ひな型の修正。 | 25分 | Hartwellが一時間120ドルを支払うとします。二つの記録の合計は2時間35分で、丸める前の金額は310ドルです。一般的な事務作業の25分は一週間の仕事時間に含めますが、顧客の請求書には載せません。 週の時間がすでに表計算シートにあるなら、[請求可能時間の計算ツール](/ja/%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB/%E8%AB%8B%E6%B1%82%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%AE%E8%A8%88%E7%AE%97%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB)でブラウザー内で合計できます。まだ記録していない仕事には、まずこの記録が必要です。 ## 請求する時間を記録する簡単な流れ まず記録し、後で整えます。請求書の文面は一日一回の確認で整え、作業ごとに手を止めないようにします。 1. **働きながら記録する。** 仕事を始めたらタイマーを動かします。開始時に顧客と案件を記録し、大まかなメモを添えます。仕事を切り替えたら止めます。 2. **一日一回見直す。** 記憶が新しいうちに曖昧なメモや間違いを直します。顧客の時間はそれぞれ分けます。 3. **請求前に見直す。** 請求すると合意した仕事を、合意した単価で含めます。顧客が分かる説明の下に、関連する仕事をまとめます。 週ごとの確認は、合計、顧問契約、単価がその週の仕事を賄えているかを見るためです。メモを初めて読むときではありません。 ## メモに必要な詳しさ 請求用のメモは、その場にいなかった人にも仕事の価値を示すべきです。詳しさには下限と上限があります。 下限より薄いメモは根拠になりません。「仕事:2時間」では顧客に何も伝わらず、将来の自分にはなおさらです。 上限を超えるのは、一日中、アプリやキー入力を分刻みで残す記録です。細かい情報が、仕事を説明するとは限りません。アプリやウィンドウのタイトルが仕事を特定しないなら、その記録を請求の根拠にできるかは自分で判断します。[記録されたタイトルだけでは判断できない場合](/ja/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/%E8%87%AA%E5%8B%95%E3%81%AE%E6%99%82%E9%96%93%E8%A8%98%E9%8C%B2%E3%81%AB%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%AE%E5%88%A4%E6%96%AD%E3%81%8C%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%AA%E3%81%A8%E3%81%8D)を別の記事で説明しています。 役立つメモは、成果や、未完了の仕事の進み具合を示します。「Googleドキュメントで書いた」より「利用開始メールの一連の文面を作成」。「PDFを90分読んだ」より「契約書の修正箇所を確認して注記」です。 ## 困りやすい場合 整った進め方は普通の日にはうまく働きます。請求し忘れるのは、細かな作業や中断が重なるときです。毎回守れる小さな規則で対処します。 中断で記録が細切れになることがあります。短いフォローが同じ顧客、同じ仕事、同じ単価に属するなら、前後の記録に含めます。そうでなければ、短くても別の記録にします。 同じ顧客で同じ単価の関連する作業は、一つの請求項目にまとめられます。異なる仕事を曖昧な「小さな作業」の行にまとめないでください。 実際の開始と終了を保存します。丸めるなら、仕事の前に単位、方向、請求の区切りを決めることができます。その規則は記録のコピーに適用できます。[タイムシートの丸め](/ja/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E4%B8%B8%E3%82%81%E5%87%A6%E7%90%86%E3%81%A8%E3%81%AF)は、元の時刻を正確に保つ理由を説明しています。[時間単価での請求](/ja/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/%E6%99%82%E9%96%93%E5%8D%98%E4%BE%A1%E3%81%A7%E8%AB%8B%E6%B1%82%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95)には6分と15分の例があります。 タイマーを忘れたら、送信したメール、保存したファイル、予定表から手掛かりを探します。仕事の範囲は絞れても、一つの時刻だけでは全体の長さを証明できません。裏付けられない時間は、請求書に載せないほうが安全です。 固定料金が時間に対していくらだったか振り返りたいなら、その案件も記録します。終了後、料金を全案件時間で割ると、費用を引く前の一時間当たり売上が分かります。目標より低ければ、予想より長かった仕事を見直します。次の見積もりを変えられる場合は、その材料から時間、価格、範囲を調整することができます。 一般的な事務作業は顧客の仕事と分けます。顧客の無償作業は、請求書から外しても、その顧客の記録には残します。時間単価を決めるなら、[請求する時間と仕事全体の時間](/ja/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/%E8%AB%8B%E6%B1%82%E3%81%99%E3%82%8B%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E6%99%82%E9%96%93)を比べます。無償の時間をその単価に織り込めば、請求する時間で賄えます。 ## 時間記録が請求書を支える方法 請求用の記録は、請求書の根拠となる日付、仕事の説明、時間を示します。顧客の合意や支払いを保証するものではありません。 たまたま区切った時間ではなく、提供した成果ごとに請求書の項目をまとめましょう。 詳しさは顧客に合わせます。タスクごとの行を望む人も、案件ごとに1行を望む人もいます。自分だけの略語ではなく、顧客の言葉を使います。 説明欄が一つだけなら、そのメモを顧客が見るかもしれません。書き出せる控えを自分でも保管しましょう。質問が来たら、記憶を巡って争うのではなく記録を開けます。 ## TimeRetainの使いどころ [TimeRetain](https://timeretain.com)は顧客の時間と仕事のメモをまとめ、請求項目の元になった詳細を残せます。仕事の内容について質問されたときに、参照できる記録があります。 案件の時間を振り返って、どれだけかかったかを見たり、請求について聞かれたときに顧客の仕事を見返したりできます。 アカウントなしで使えます。主な記録は[自分の端末](/ja/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/%E3%82%AA%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%A7%E3%81%AE%E6%99%82%E9%96%93%E8%A8%98%E9%8C%B2%E3%81%A8%E3%81%AF)に保存されます。任意の同期を使うと、暗号化したコピーがTimeRetainのサーバーに保存されます。 ![TimeRetain](/favicon.svg) 次の顧客の仕事から始めましょう。請求時に必要な時間とメモを残せます。 [アプリを開く →](/) ## よくある質問 ### 請求する時間の記録とは何ですか? 顧客の仕事を、請求し、後で説明できるように記録することです。顧客、案件、日付、実際の開始と終了、成果の短いメモを残します。一日全体ではなく、数週間後にも説明できる一行を目指します。 ### 記録には何が必要ですか? 顧客、案件、日付、実際の開始と終了、作業の概要、単価、請求する仕事かどうかを記録します。事業全体の事務作業は顧客の仕事と分けます。無償の顧客作業はその顧客の記録と合計に残し、請求書から外します。 ### メモはどれくらい詳しく書きますか? 仕事の価値が分かるだけの詳細で十分です。「冒頭メールを下書き」のように、使ったアプリより成果を示します。アプリごとの履歴を増やしても、顧客が何に支払うかを説明できるとは限りません。 ### 固定料金の仕事も記録しますか? 料金を時間に照らして振り返りたいなら記録します。終了後、料金を案件の全時間で割り、費用を引く前の一時間当たり売上を見ます。目標の時間単価に届かなければ、変更できる範囲で、次の時間の見積もり、価格、範囲を見直すことができます。 ### 顧客が請求時間を確かめやすくするには? 提供したものごとに請求項目をまとめ、詳しさを顧客に合わせ、相手の言葉を使います。丸めるなら、仕事の前に方法を決め、元の時刻は正確に保つことができます。後で質問に答えられるよう、持ち出せる記録を残します。