勉強の負担を増やさず学習時間を記録する方法
更新日 16 分 執筆:David / TimeRetain
集中して取り組んだ勉強を科目と内容ごとに記録し、週に一度、時間を計画と比べます。
まだ残っている勉強については、学習時間計算ツールで、締め切りまでに使える時間に収まるか確認できます。
「4時間勉強した」だけでは、どれほど集中できたか分かりません。
実際には2時間取り組み、さらに30分はあまり頭に入らないまま流し読みし、残りはメッセージやお菓子に使ったかもしれません。45分集中した作業を4回なら、午後ずっと机にいても、勉強は3時間です。
教科書を開いても知識が自然に頭に入るわけではありません。机に座っているだけで成績は上がりません。椅子にいた時間ではなく、集中した分を記録しましょう。
週の終わりには、次に答えられるとよいでしょう。
- 学習時間を実際に何に使ったか。
- 予想より時間がかかる科目はどれか。
- 読み直しと練習に、それぞれどれだけの時間を使ったか。
- 長い時間で勉強するか、短く分けるか。朝か、夜か。
- 来週どんな変更を試せるか。
よい学習記録は傾向を見せてくれます。もう一つの課題にしてはいけません。
1回の勉強の開始と終了をはっきり決める
タイマーを動かす前に、何を勉強するか決めます。問題集なら最初の問題から、小論文なら構成を考えたり書いたりし始めたときからです。本を出して席を探す時間は含めません。
難しい答えを考えている時間も含め、その課題に取り組んでいる間はタイマーを動かします。文字を書いていない時間も、課題について考えているなら学習時間に含めます。
会話、飲み物、電話のために勉強を中断するときは、戻るまで一時停止します。例えば14:00から14:50の間に10分休んだなら、記録するのは40分です。休憩は勉強の合計に含めません。
時間を決めるためにカウントダウンを使う場合も、実際に勉強した時間を記録します。予定した25分の勉強を16分で終えたなら、記録するのは16分です。
科目をまたいで同じ開始と停止の規則を使えば、週の合計を比べられます。操作を忘れたら、その日のうちに覚えている範囲で直します。不確かなら推定と示し、役立つ見積もりができなければ空欄にします。
役に立つ最小限の学習記録
複雑な仕組みは不要です。まずは科目、短いメモ、所要時間で十分です。
科目ごとの記録をまとめ、STAT 101など、自分が分かる科目コードを使います。講義、試験準備、課題、練習など、学習内容にも名前を付けます。
日曜に見ても意味が分かる火曜の例です。
| 科目 | 学習内容 | 説明 | 開始 | 停止 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| STAT 101 | 練習 | 練習問題を解き、4〜7をやり直す | 09:10 | 10:05 | 55分 |
| STAT 101 | 講義 | 講義を復習し、第3節を要約 | 13:20 | 14:00 | 40分 |
| BIO 210 | 試験準備 | 第4章の小テスト | 19:00 | 19:45 | 45分 |
| HIST 140 | 課題 | 小論文の構成を考え、導入を書く | 20:00 | 21:10 | 1時間10分 |
科目で、どの授業に時間を使ったかが分かります。学習内容は、講義や練習といったその回の活動を示します。説明は、次に戻るための手がかりです。どこで止め、次に何をするかを残します。
- 練習問題を解き、4〜7をやり直す
- 講義を復習し、§3を要約する
- 小論文の構成、序論を下書きする
メモがあれば、次に座ったときに再開する場所が分かります。
検索できる説明を書く
すべてを「勉強」と書くのはよくある間違いです。
合計だけでは詳細が分かりません。二週間後に18時間勉強したと分かっても、読書、問題集、単語カード、小論文にそれぞれどれだけ使ったかは分かりません。
分類があれば、時間の使い方を比較できます。ただし、どの活動でより多く学べたかは、その分類だけでは分かりません。
似た仕事に同じ名前を使えば、説明が違っても関連する回を合計できます。説明にも分かりやすい言葉を繰り返して使うと、検索しやすくなります。
検索できる記録なら、一つの科目を開いて「練習問題」を探せます。すべての行を読み返す必要はありません。
週の振り返りでは、講義と練習の時間を比べます。科目別の合計も見て、課題に使った時間を予定と比較します。
仕組みを作り込みすぎない
勉強自体がつらく感じられるとき、仕組みを作ることは魅力的な逃げ道です。1ページも読まずに、一晩かけて画面を並べたり、10個の分類を選んだりできます。
忙しい週にも使えるよう、準備を小さく保ちます。科目と学習内容を決め、短い説明を加えてタイマーを始めます。振り返りに役立つ場合にだけ詳細を増やします。
勉強時間は必要な長さにする
勉強は、講義の前、授業の合間、夕食後、列車を待つ間にもできます。短い勉強時間も記録に含めましょう。
17分の復習も記録に含められます。12分の単語カードも同じです。
どの勉強時間も立派に見せる必要はありません。実際にしたことに記録を合わせましょう。
カウントダウンも役立ちますが、仕組みのすべてにしないでください。25分タイマーがあれば、勉強によっては開始と停止が明確になります。しかし、すべてが25分に収まるわけではありません。
密度の高い章は短く分ける方がよいかもしれません。小論文には長い時間が必要かもしれません。問題集は各問題の後で自然に区切れます。
週を振り返る
毎日の計測は記録を残します。週の振り返りで、それを計画と比べられます。
週の終わりに、予想より長かったこと、予定より時間を使わなかった科目を見ます。
時間だけでは何を学んだか分かりません。採点した答えやフィードバックも一緒に見て、まだ取り組む必要がある題材を探します。
振り返りには5〜10分を取りましょう。時間の振り返りも、記録の傾向を見ることから始まります。仕事量や理解度に応じて変更が必要なら、一つ試します。計画がまだ合っているなら、続けます。
例えば、次のような選択ができます。
- 実験レポートを早く始める。
- 読み直しているだけの題材で、練習問題を試す。
- 夜の勉強が就寝時間に重なるなら、朝の勉強を試す。
- 一人で同じ題材を繰り返す代わりに、助けを求める。
一日平均で何を知りたいか決める
知りたいことに合う平均を選びます。
- 暦日での平均: 7日間で14時間なら、一日2時間です。
- 勉強した日の平均: そのうち4日で勉強したなら、勉強した一日当たり3.5時間です。
勉強した日の平均は、実際に勉強した日の平均時間を示します。暦日の平均は、一週間に仕事量を広げた値です。どちらにも、週の合計と勉強した日数を添えます。4時間の日が一日だけでも、4時間の日が四日あっても、勉強した日の平均は同じです。
毎日勉強する必要はありません。暦日の平均を見るときは、予定した休みも考慮します。
記録しない方がよいとき
生活のすべてを分刻みで記録しないでください。昼食、キャンパス内の移動、休息、友人と過ごす時間、睡眠は省きます。
休憩したことを責めるために休憩を記録しないでください。
記録による不安で勉強に支障が出るなら、やめましょう。記録しなかった時間がすべて無駄に思えてくることがあります。目的は勉強時間を見ることであり、生活全体を監視することではありません。
集中した勉強だけを記録し、普通の生活はそのままにします。休憩、休息、勉強しない日があって構いません。
続けて使える道具を選ぶ
紙、表計算シート、メモアプリ、専用の記録アプリのどれでも学習時間を残せます。道具より習慣の方が役立ちます。
デジタルの道具は、記録を続けやすくするために使います。素早い開始と停止、科目別の合計、検索できるメモ、保存できる出力があるとよいでしょう。紙なら、科目、メモ、大まかな時間で十分です。どの方法も、長い設定を強制したり、勉強を人に見せるための成績表にする必要もありません。
とくに学生は、道具を選ぶときにプライバシーも考えましょう。勉強の習慣からは、予定、履修科目、負担の大きい時期、試験の時期など、多くのことが分かります。クラウドのアカウントに置きたくない人もいます。
道具のプライバシーは、端末に何を保存し、サーバーへ何を送るかによって変わります。ローカルファーストの記録アプリは、主な記録を自分の端末に置きます。同期する道具なら、サーバー上のコピーが暗号化されているか確認しましょう。
TimeRetainの使いどころ
TimeRetainなら、STAT 101にどれだけ時間を使ったか見返せます。練習問題や未完了の小論文の構成など、メモを検索して止めた場所を探せます。
主な記録は端末に残り、アカウントなしで使えます。任意の同期を使うと、暗号化したコピーがTimeRetainのサーバーに保存されます。
週の終わりに、科目の合計を計画と比べましょう。似た課題が控えているなら、今週の時間を元に、そのための余裕を確保できます。
勉強の一週間を振り返れる記録を残しましょう。次の勉強から始められます。
よくある質問
忙しい週にどう記録しますか?
集中して取り組んだ勉強を、科目、内容、所要時間とともに残します。計画と比べる材料になります。忙しい週にも続けられる大きさに保ちます。
机にいる時間をすべて記録しますか?
いいえ。机にいる時間ではなく、実際に勉強する時間を記録します。取り組み始めたら開始し、休憩や別の仕事への切り替えで止めます。
どれくらい詳しく書きますか?
科目、内容、短いメモ、所要時間を残します。見返したとき、その回が分かる程度で十分です。振り返りに使わない分類は省きます。
どれくらいの頻度で振り返りますか?
まず週に一度、短く見返します。時間の使い道と、計画を変える必要があるかを見ます。今の課題量に合う方法を残しましょう。
タイマーを忘れたらどうしますか?
同じ日に、覚えている範囲で修正します。不確かなら推定と記します。役立つ見積もりができなければ、所要時間を空欄にします。