タイムシートとは?作業時間の記録方法
更新日 11 分 執筆:David / TimeRetain
タイムシートは、いつ仕事をしたか、どれくらいかかったか、多くの場合は何のための仕事だったかを残す記録です。
このページで扱うのは、請求、計画、一週間の使い道を知るための、個人やフリーランスの記録です。雇用主の給与計算の書式ではありません。
タイムシートには、紙の書式、表計算シート、時間記録アプリからの出力、メモ内の簡単な表などを使えます。
役に立つかを確かめる問いは一つです。来週見直したとき、何が起きたか分かるでしょうか。
タイムシートとは
タイムシートは、作業時間を整理して残します。
従業員も、自分の時間を私的に記録できます。そのログは給与計算の書式とは別です。
フリーランスなら請求書の根拠になるかもしれません。学生、創業者、一人で働く人なら、1週間を何に使ったか見えるようになります。
使い道が違っても、基本は日付、時刻、仕事、合計です。
凝った形式は不要です。欄を増やすたびに注意が必要になり、本来はその注意を仕事に向けたかったはずです。
シンプルなタイムシートの例
架空の一日分の小さなタイムシートです。
| 日付 | 開始 | 終了 | 休憩 | 案件 | メモ | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 6月25日 | 09:00 | 10:30 | 0分 | 顧客A | 利用開始メールの草稿 | 1時間30分 |
| 6月25日 | 10:45 | 12:00 | 0分 | 事務 | 領収書の照合 | 1時間15分 |
| 6月25日 | 13:00 | 15:00 | 30分 | 顧客B | 契約書の修正箇所を確認 | 1時間30分 |
この表には、各作業の日付、長さ、案件、成果があります。後で必要なときにだけ詳細を加えます。
顧客Bの行にある30分の休憩は、この個人用の合計から除いています。1日の合計は4時間15分です。
時間単価で請求するなら、単価や請求可否の欄を加えます。1週間の様子だけを知りたいなら不要です。
タイムシートに書くこと
まずは役立つ最小限の記録から始めます。
- 日付:仕事をした日。
- 開始と終了の時刻:ひとまとまりの仕事を始めた時刻と終えた時刻。
- 休憩時間:自分の合計から除きたい中断。
- 顧客、案件、科目:複数ある場合の対象。仕事を記録するときに行へ書きます。
- メモ:後から見ても分かる言葉で、何をしたか。
- 合計:数えたい時間。
「仕事」だけでは情報が足りません。「メール」もたいてい不十分です。「利用開始メールの草稿」「購入画面の文言を修正」「契約書の修正箇所を確認」「練習問題4〜9」のように、結果を書く方が役立ちます。
作業全体を説明する必要はありません。隣の作業と区別できる程度の詳細を残します。
タイムシート、時間記録アプリ、日々の作業記録
この3つは重なりますが、役割が違います。
時間記録アプリは、作業中の時間を計ります。タイマーを開始して止め、顧客、案件、科目に割り当て、必要なら短いメモを加えます。日中に使う道具です。
タイムシートは、確認、エクスポート、請求に使える整った記録です。時間記録アプリ、表計算シート、手書きメモから作れます。
日々の作業記録は、何が変わったかを説明します。終えたこと、妨げになったこと、決めたこと、次にすることを、1日の終わりに振り返って書きます。タイムシートは、仕事にかかった時間を示します。
両方が必要な場合もあります。例えば、タイムシートでは2時間の予定だった顧客Aが3.5時間かかり、仕事ログには料金の文面が届くのが遅れたと残っているとします。タイムシートは超過を示します。ログからは考えられる理由が分かり、請求書の説明や次の案件の計画に役立ちます。
よくあるタイムシートの間違い
1つ目は、記憶から1週間を作り直すことです。
予定表の招待では、火曜の30分の通話が時間どおり終わったか、70分になったか分かりません。開始と終了を記録していれば分かります。
請求書や顧問契約、仕事量の判断に使うなら、作業した日に記録しましょう。
2つ目は、記録しすぎることです。
案件ごとの合計なら、各タブや小さな中断ごとに行を作る必要はありません。同じ仕事の断片なら、一行に時間とメモを残せます。
アプリやウィンドウの名前が案件を示さないなら、自動の時間記録にも自分の判断が必要です。仕事の目的を覚えているうちに補います。
3つ目は、自分にしか分からない略語を使うことです。
「CAの同期ミーティングの件」は今日なら分かっても、3週間後には顧客名と会議の議題が必要になるでしょう。記録が自分用でも、必要なら他人に説明できる名前やメモを使います。
シンプルな週の進め方
続けやすい方法は、まず記録し、後で一度整理することです。
日中は仕事のまとまりを記録します。顧客、案件、科目、メモ、開始、停止だけを大まかに書きましょう。表を整えるために仕事を止める必要はありません。
一日の終わりに、明らかな間違いを直します。一つの作業に二つの案件が入ったなら、正しい時刻で二つに分けます。「その他」が何だったか覚えているうちに書き直します。
週の終わりに記録を見ます。請求する時間なら、各行に顧客と案件が既にある状態にします。
自分の計画なら、予定した作業と実績を比べます。例えば一時間の予定だった事務作業が二時間かかり、次の顧客の仕事が残っているとします。来週も似た事務作業があり、自分で予定を決められるなら、時間を増やします。優先順位を決める人が別にいるなら、記録を使って何を動かせるか話し合います。
短い時間の使い方の振り返りにもタイムシートを使えます。普段の3日間を記録し、月曜と金曜の違いを知りたいなら丸1週間記録します。分かることがなくなった部分は、そこで記録をやめましょう。
TimeRetainの使いどころ
TimeRetainは、来週にも分かるタイムシートを残す助けになります。顧客、科目、案件で仕事をまとめ、時間の使い道を見られます。
忙しかった一週間を説明したり、請求を話し合ったり、予想より長かった仕事の枠を計画したりするために使えます。
アカウントは不要で、主な記録は端末に残ります。任意の同期を使うと、暗号化したコピーがTimeRetainのサーバーに保存されます。
一日の仕事でTimeRetainを試し、時間とメモを見返しましょう。
よくある質問
タイムシートとは何ですか?
仕事の時間の記録です。いつ働いたか、どれだけかかったか、多くの場合は何の仕事かを示します。表計算、紙の書式、アプリの出力、簡単な表に残せます。
何を含めますか?
個人用なら日付、開始と終了、短いメモ、合計です。複数の顧客、案件、科目を記録するなら、それも加えます。合計から除く休憩を残し、時間単位の請求なら単価も加えます。
時間記録アプリとの違いは何ですか?
時間記録アプリは、仕事中に時間を残すことが多い道具です。タイムシートは、後で見る、使うための記録です。アプリなしでも、メモから記入できます。
仕事ログとの違いは何ですか?
タイムシートは、いつ働き、どれだけかかったかを示します。仕事ログは、何が変わり、何が妨げになり、次に何をするかを終業時に書くメモです。
タイムシートはどれくらいの頻度で記入しますか?
開始と終了の時刻を覚えているうちに、仕事中に作業を記録します。明らかな間違いは終業時に直し、週に一度、記録全体を見直します。